30年の実績で築く信頼。あなたの歯を未来へ繋ぐ歯科治療。

お口元の見た目に関するお悩みは、ご自身が思っている以上に日々の生活や心のあり方に影響を与えているものです。
審美治療は単に歯を白くしたり形を整えたりするだけの治療ではありません。歯本来の機能である「しっかりと噛む」という土台の上に、まるで天然の歯と見分けがつかないほどの「自然な美しさ」を回復させる、非常に繊細で総合的な知識と技術が求められる分野です。

私たちが目指す審美治療のゴールは、一本の歯だけが際立って美しい状態ではありません。
その歯が隣り合う歯と調和し、歯ぐきのラインと自然につながり、さらには唇や患者様のお顔全体の表情と馴染んで、初めて「真の美しさ」が生まれると考えております。

そして何より大切なのは、その美しさが長きにわたって安定し快適に機能し続けることです。機能性を伴わない美しさは長持ちしません。

このようなお悩みはございませんか

審美治療は実に様々なお悩みを解決することができます。
一つでも当てはまる項目があれば、それは審美治療によってより良い状態へと改善できる可能性があります。

過去の治療跡が気になる

• 奥歯の銀歯が笑うと見えてしまう
• 前歯に詰めたプラスチックが年々変色してきた
• 被せ物と歯ぐきの境目が黒ずんでいる

歯の色や形が気になる

• 全体的に歯の色が黄ばんでいるように感じる
• 生まれつき歯の色が濃い、または縞模様がある
• 前歯の形や大きさが左右で違うのが気になる
• 歯の先端が欠けたりすり減ったりしている

歯並びや隙間が気になる

• 前歯と歯の間に隙間が空いている（すきっ歯）
• 歯の大きさが不揃いで少しガタガタして見える
• 本格的な矯正治療をするほどではないが、気になる部分だけ整えたい

歯ぐきの色が気になる

• 歯ぐきがタバコのヤニなどで黒ずんでいる
• 健康的で明るいピンク色の歯ぐきになりたい

これらのお悩みは決して特別なものではありません。多くの方が同じような悩みを抱え、そして審美治療によってそのお悩みを解消されています。
どうぞお一人で抱え込まずに、私たち専門家にご相談ください。

古屋歯科医院の審美治療におけるこだわり

美しさの基準は人それぞれ異なります。
だからこそ、私たちは画一的な治療を行うのではなく、患者様一人ひとりの価値観やお顔立ちと向き合い、その方にとっての「最高の美」を追求します。

こだわり1：機能性を伴う「調和のとれた美しさ」の追求

審美治療の目的は見た目を美しくすることですが、その大前提として歯科医療の基本である「正しい噛み合わせ」と「長期的な安定」が保証されなければなりません。
どれほど見た目が美しい被せ物であっても、噛み合わせが悪ければその歯や周りの歯に負担がかかり、頭痛や肩こりの原因になったり破損してしまったりする可能性があります。

当院ではまずお口全体の噛み合わせのバランスを精密に診断し、見た目の美しさだけでなくしっかりと噛めるという機能性を回復させることを最優先に考えます。
一本の歯を治療する場合でも、必ず周りの歯との関係性、そしてお口全体の調和を考慮した治療計画を立案いたします。
機能という土台の上に築かれた美しさこそが、永続的な価値を持つと信じています。

こだわり2：天然歯と見分けがつかないほどの「自然な仕上がり」

私たちが目指すのは、誰の目にも「治療した」と分かるような人工的な美しさではありません。
まるで生まれつきそうであったかのような、透明感と生命感にあふれた自然な歯を再現することです。
そのためには、歯の「色」だけでなく「形」「透明感」「表面の質感」といった様々な要素をミリ単位でコントロールする必要があります。

当院では、患者様のお口の中の写真や歯型を基に熟練した技術を持つ歯科技工士と密に連携を取ります。
患者様のご希望を詳細に伝え、隣り合う天然歯の色調や形態を忠実に再現した世界に一つだけのオーダーメイドの修復物を製作いたします。
時には歯科技工士が直接立ち会い、患者様のお口の中の色調を確認させていただくこともあります。
この妥協のないこだわりが最高の仕上がりを生み出すと確信しています。

こだわり3：歯への負担を最小限に抑える「低侵襲な治療」

審美性を追求するあまり、健康な歯を大きく削ってしまうことは私たちの理念に反します。歯は一度削ってしまうと、二度と元の状態には戻りません。
歯を削る量が多ければ多いほど、その歯の寿命は短くなる傾向にあります。

当院では「ミニマルインターベンション（最小限の侵襲）」という考え方を徹底し、健康な歯質をできる限り保存することを常に心がけています。
例えば、歯の表面の変色やわずかな隙間であれば歯を全周削る被せ物（クラウン）ではなく、歯の表面を薄く一層だけ削ってセラミックを貼り付ける「ラミネートベニア」という方法を選択します。

治療方法を選択する際には、常に「歯への負担が最も少ないのはどの方法か」という視点を持ち、患者様にご提案いたします。

こだわり4：身体に優しい材料の選定「メタルフリー治療」

当院では、金属を一切使用しない「メタルフリー治療」を積極的に推奨しております。
従来、保険診療で主に使用されてきた銀歯などの金属はお口の中で少しずつ溶け出し、金属イオンとなって体内に蓄積されることが分かっています。
これが、ある日突然原因不明の皮膚炎やかぶれといった金属アレルギーの症状を引き起こすことがあります。また、溶け出した金属イオンが歯ぐきに沈着し歯と歯ぐきの境目を黒ずませる「メタルタトゥー」の原因にもなります。
審美治療において、このようなリスクのある材料は極力避けるべきだと考えております。

当院では、アレルギーの心配がなく生体親和性（身体への馴染みやすさ）が非常に高いセラミックやジルコニアといった材料を主に使用しております。
お口の美しさはもちろん、全身の健康までを見据えた材料選びをお約束します。

主な審美治療の種類と使用する材料

患者様のお悩みやご希望、そして歯の状態に合わせて最適な治療法をご提案できるよう、様々な選択肢をご用意しております。

セラミックによる修復治療（白い詰め物・被せ物）

虫歯治療などで削った部分を修復したり、古い銀歯を交換したりする際に用いる治療法です。
当院では、主に以下のような優れた審美材料を取り扱っております。

オールセラミック

その名の通り、金属を一切使用せず100%セラミックだけで作られた修復物です。
天然の歯が持つ光を透過する性質を忠実に再現できるため、最も自然で美しい仕上がりを得ることができます。

汚れ（プラーク）が付着しにくく、長年使用しても変色することがありません。
金属アレルギーの心配も全くないため、特に見た目が重視される前歯の治療に最適です。

ジルコニアセラミック

「人工ダイヤモンド」とも呼ばれる、極めて高い強度と耐久性を持つジルコニアを内側のフレームに使用し、その表面に審美性の高いセラミックを焼き付けた修復物です。
オールセラミックの美しさと、金属に匹敵するほどの強度を兼ね備えているのが大きな特徴です。

強い力がかかる奥歯のブリッジなど、これまで金属でしか対応できなかったような症例にも安心して使用することができます。
もちろん、フレームに金属を使用していないためメタルフリー治療となります。

e-max

ニケイ酸リチウムガラスセラミックという、高い強度と優れた審美性を両立させた比較的新しい種類のセラミックです。
特に透明感の再現性に優れており、天然歯と見分けがつかないほどの仕上がりを求める前歯の治療でその美しさを最大限に発揮します。

当院では、主に前歯の被せ物や奥歯の詰め物（インレー）に使用しています。

ハイブリッドセラミック

セラミックの微粒子とプラスチック（レジン）を混ぜ合わせた素材です。

オールセラミックほどの審美性や耐久性はありませんが、保険適用のプラスチックに比べると変色しにくく強度も高いというメリットがあります。

また、適度な柔軟性があるため噛み合う相手の歯を傷つけにくいという性質も持っています。

各材料の比較

ラミネートベニア

歯の表面を、エナメル質の範囲内でごく薄く（0.2mm～0.5mm程度）削り、その上にセラミック製の薄いシェル（付け爪のようなもの）を貼り付ける治療法です。
歯を削る量が非常に少ないため、歯への負担を最小限に抑えながら歯の色や形、隙間といったお悩みを短期間で劇的に改善することができます。

ラミネートベニアは、このようなお悩みに適しています

• ホワイトニングでは白くならない生まれつきの歯の変色
• テトラサイクリン歯（薬剤の副作用による縞模様のある歯）
• 前歯の歯と歯の間の隙間（すきっ歯）
• 先端が欠けていたり小さかったりする歯（矮小歯）
• 軽度の歯並びの乱れ

歯を大きく動かす必要のある本格的な矯正治療とは異なり、わずか数回の通院で理想的な口元を手に入れることが可能です。

ホワイトニング

歯を削ることなく、専用の薬剤を使って歯そのものを内側から白くしていく方法です。
加齢や、コーヒー、紅茶、ワインといった色の濃い飲食物、喫煙などによって日々の生活の中で少しずつ黄ばんでしまった歯を本来の明るい白さに戻します。

ホワイトニングについては別ページで詳しく解説しておりますので、そちらも御覧ください
【ホワイトニングのページはこちら】